【なぜ “ものづくり体験” を提供するのか】

まちぐみ通信531
そもそも “ものづくり”とは、思考力や表現力、判断力など、あらゆる場面で必要な総合的なスキルを養う活動です。
手や指を使ってさまざまな課題に取り組み、困難を解決する経験を通じて思考力や忍耐強さが鍛えられます。
簡単なものを作る活動には、想像力や問題解決能力を育むなどのメリットもあります。
何かを完成させた時に得られる達成感は自己評価を高め、その後の学びや探究に取り組む自信を培います。
単に技術を身につけるだけでなく感性や創造力も育まれ、自由な発想力で社会問題を解決するアイデアを生み出す、創造力あふれる人材を育成することにつながります。
はっちでは三社大祭の山車づくりを体験してもらうプログラムを実施したり、八戸市美術館では市民がお面づく
りをして展示、こどもはっちでは連日こどもたちに工作の機会を提供しています。
それはすべて社会生活の中で必要となる総合的な能力を育むことにつながっています。
教育現場で美術・図画工作あるいは技術・家庭科の時間が減らされてきた日本では、さまざまな能力を獲得する機会も減らしてきました。
勉強はあまり得意ではないけれど、スポーツが得意な子がクラスで一目置かれるように、図画工作が得意な子はその時間だけは輝くことができて皆から一目置かれる存在になる。そんな子どもたちが自分を肯定できる唯一の時間を教育現場は削ってしまった。
それはもしかしたら「いじめの芽」につながっているのかもしれないと思う時、美術や体育の時間に輝く機会をもらった自分、今もアートの世界で活躍を続けさせてもらっている自分にできることは、体験の機会を多く作り近くの市民に提供することだと考えいます。
#まちぐみ がやってきた「#はっちのイスに南部ひしざし体験」も「#山車飾りづくり体験」も「#高校生とつくる南部せんべいカフェ」も、始めた理由のひとつはそんな思いからでした。
変化の激しい時代において、地域課題を解決するアイデアを生み出す柔らかい脳と発想力、創造力を持つ人材が各所で求められています。
自分で考え、新しいものを生み出すことができる人材を、この八戸からもたくさん育てたい。
この思いに共感してくださる方は、ぜひ力を貸してください。
折紙を用意して好きなように遊んでもらうとかでも、十分ものづくり体験になります。スマホで調べながら子どもたちと一緒に「あーでもない、こーでもない」と言いながら、折紙折ってみるでもいいです。
おえかきのお手伝いしてくれても良いし、どんなことでも誰にでもできることはあります。
共感者ゆるく募集します。連絡もらえたら嬉しいな。
(仮のチラシを添付します)
*10月20日(日)にも、はっち1階はっちひろばで第4回ものづくり体験祭りの開催を予定しています。
追記】このまちぐみ通信配信後、組員さん2人が共感してくれて出店者が増えました。ものづくり体験メニューが12種類の大所帯。すごっ。ありがとうございます〜♪

→ まちぐみHPはこちら

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